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ブログ
旦那のつぶやき。vol,1
2018/07/30
今回機会を得て、取りとめもないつぶやきを読んで頂けることとなりました。

旅館業は衣食住を一期一会でお客様に楽しんで頂く生業ですので、
それを中心に自然と感じたり、不可思議に思ったことなど粛々と述べたいと思います。

さて少し過ぎてしまいましたが土用の丑の日、鰻を召し上がられましたでしょうか?

美味しく、とても滋養があり食べたい、しかし高くなりました。
私は時々ご褒美がてらある店に行きます。
静岡で鰻100撰のお店、しかし想像と違う造り、頑固おやじ、小僧さん、奥さん、娘の家内業。決まって頼むのは鰻の白焼き半枚、焼き鳥塩わさび、鮪すきみのお通し、ビール1本、芋のロックをいただき、3600円くらいでしょうか、リーズナブルで助かります。

鰻屋は災難時に先ず鰻のたれ壷を持って逃げるといいます。
秘伝の詰まった財産、同じ商人からすると幸せですね。
ここで主役の鰻でなく傍系の話をします。昔通った店が某タイヤメーカーのガイドブックで星一つ、
今では週休2日、ねたが切れれば終わり、臨時休業も時々、込んでます。

鰻は味、香り、食感、好みは別れますが、私が感心したのは女将さんの親近感のある温かい接待と、実は日本酒の肴に頼んだおつまみでした。
五月の頃、青磁の小皿にスライス蕪、初鰹、そして刻んだ行者にんにく、これが二層か三層、生姜醤油をつけて実に旨い、追加の徳利が並びました。

通常行者にんんくは天婦羅、和え物など油に匂いがつくので板さんは最後にあげる。次の油は新品。五月の思い出す、
あーまた行こうかな?
うーん並ぶのはちょっと。またお店散策を続けます。

※鰻屋の場所を知りたい方は是非お問い合わせください