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お知らせ
旦那のつぶやき。vol,4
【提供日程:2018/08/20(月)〜】
その他
2018/08/20
旅館の料理でよく前菜の付け合せに沢蟹が出されます。

子供のころは良く取って遊んだものだ。色が黒っぽい赤、白っぽい青、茶色っぽい赤など色々ある。
赤以外はしょんべん蟹と呼んで取らない、実は生活環境で色が変わるだけで同じ種類の蟹である。

火を入れれば全て赤くなる。人間の好みはさまざまだが、それによって命拾いする蟹もいる。
市場では良く緑の杉の葉とともに袋に入れられ売られている。

意味は良く分からんが、恐らく保護色の利用か、杉の持つ殺菌作用であろう。

沢蟹はミミズ、カタツムリ、藻などを食べる雑食だが、逆にヒキガエル、猪、イタチなどに食べられる。素晴らしいのは本当にきれいな水にしかいない。水のきれいさを示す指標生物なのである。
しかし養殖された沢蟹はキャベツをたべるそうです。

蟹といえば、数十年前に静岡の狩野川で人に呼ばれ茹でたモクズガニと鮎の炊き込みご飯をご馳走になりました。
腕にこれでもかと毛を蓄えた奴だ。でも環境とあいまって旨かった。

後にレストランで上海蟹を食べるようになり姿をみて思い出す。
どっちが旨いって?うーん当たり前でしょう。
今度は泥鰌のはなしでもしましょうか、ではまた。